■新!呼吸ぶるるるぶびわこ〜2004年3月10日水曜日〜■
●放送内容
パワフルNPO(第49回)育自サークル ママ・プリ
●番組内容
滋賀で活躍している元気なNPO法人や団体を紹介する「パワフルNPO」。
今回ご紹介するのは、大津市で、子育てのコミュニケーションの場作りをすすめているサークル「育自サークル ママ・プリ」です。
スタジオには、呼びかけ人で会員の 赤坂 康子(あかさか・やすこ)さんと、会員の香田 雅子(こうだ・まさこ)さん、小堀 裕子(こぼり・ゆうこ)さんにお越し頂きました。ドイツ滞在中に木のおもちゃと出会い、その素晴らしさが心に残り、帰国後、10年前に大津市で木のおもちゃと絵本のお店「ころぽっくるの家  」をオープンし、その活動の中で育児サークルを作ることを呼びかけたそうです。「育自サークル ママ・プリ」という名前には、サークルを子育てだけではなく、自分たちもいっしょに成長する場にしようと考え、育児の「児」という部分が自分の「自」にしたそうです。そして、「ママ・プリ」は発足時に皆で名前を考えたとき、会員の一人から出た案を採用し、「プリ」は「プリティ&プリンセス」の意味で、「ママになっても お姫様のようにかわいらしい気持ちを忘れないように」との意味が込められています。サークルでは次の3つの活動を行っておられます。1つめは、月1回行われる全体対象のイベント。これは、お泊り会やクリスマス会など、季節に沿ったイベントを開催します。そして、サークル内で興味のある分野の活動をすすめる「プチ・サークル」があり、親子がいっしょに楽しむサークル
・てくてく(親子でお散歩)、よむよむ(絵本読み聞かせ)子どもから少し手が離れた母親が自分の時間を楽しむサークル
・お茶会、ライフエッセンス(手作り工芸)母親同士が自分達の生活をより楽しむためのサークル
 ・シネママ(映画情報の交換)、大人のおでかけ(子連れではなかなか行け ないイベントなどに参加)などがあります。
 また、サークル内外のイベント予定など、情報満載の「ママ・プリ通信」の発行もおこなっているそうです。会員をグループ分けし、編集係を月代わりで回し、年間で1人1回は必ず編集に携われるようになっているそうです。毎回情報満載で、遠方でなかなかイベントに参加できない会員にも好評とのこと。ママ・プリのサークルとしての特徴としては、子育て真っ只中のママさんから、子育て からは完全に手が離れた人まで、色々な世代が会員になっていること。子どもを中心にした付き合いではなく、母親同士の交流が中心であるから、子育てが終わっても会員が卒業していくということが少ない。遠方の会員も多いので、地域を越えた意見交換ができる。などが挙げられます。
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